神流町ってどこにある?
神流町(かんなまち)は群馬県にあります。埼玉県との県境に所在する町です。
あまり聞き慣れない町ですが、いわゆる「平成の大合併」により、平成15年4月に、万場町と中里村が合併して発足した町だそうです。
利根川の支流である「神流川」という川が流れています。町名は神流川に由来すると思われます。
こんな感じで、館内から神流川が見えます。季節的にまだまだ水量は少なかったです。
神流町恐竜センターとは?
合併前の旧中里村(後の中里町)は日本で初めて恐竜の足跡化石が発見された場所でもあります。これにより町おこしの一環として恐竜関連の施設(現在の神流町恐竜センター)が作られたということです。
詳細としては、1953年に工事現場で発見された岩の窪みについて、1985年にそれが恐竜の足跡化石であることが明らかとなり、1987年に中里村恐竜センターがオープンしました。
その後、2003年に万場町と中里村が合併し、「神流町恐竜センター」と改称されたとのことです。
神流町恐竜センターへのアクセス
国道462号線沿いにあります。車の場合、上野村方面から行くか藤岡方面、あるいは秩父方面から行くかということになるかと思います。交通の便は正直あまり良くないですが、上信越道の藤岡IC方面から行くと途中からほとんど信号もなく、快適にドライブできました。
高速道路のインターチェンジ(最寄りは上信越道の藤岡IC)からは結構遠いです。
群馬藤岡駅から路線バスでも行けるみたいですが、やはり自家用車が便利だと思います。
展示内容
今回の使用機材は以下の組み合わせです。防湿庫から35mm単焦点を出してカメラに装着したつもりが、なんと50mmを装着していました。
やはり室内メインのお出かけの場合は35mmの方が良かったかなと思います。室内では被写体との距離を取れないことも多く、少し窮屈でした。
カメラ:EOS R6
レンズ:RF 50mm F1.8 STM
化石
これはタルボサウルスだったかな。やはり肉食恐竜は人気者ですよね。
こちらがタルボサウルスの全身骨格です。良い展示がとても多いです。
そして本物の化石に触れるコーナーもあります。アパトサウルスの上腕骨だそうです。
化石標本の展示はとても充実している印象です。綺麗に展示されています。そして館内は結構広いです。
大人も子どもも楽しめます。
植物化石の展示もあります。
ライブシアター「よみがえる恐竜たち」
化石の展示に加え、神流町恐竜センターの見所はこのライブシアター「よみがえる恐竜たち」でしょう。
博士(左)とサウルスくん(右)が恐竜の世界にタイムスリップし、恐竜の生態についていろいろなことを教えてくれます。
プロトケラトプスの登場です。リアルな恐竜が出てきますので、小さな子どもは怖がってしまうかもしれません。恐竜好きな子は大喜びです。
そしてこれはサイカニアだったかな。アンキロサウルスみたいな恐竜は色々いて私には違いが分かりません。右にいるのはサウルスくんですね。
これはティラノサウルスとサイカニアですね。
昼食には館内のレストランがおすすめ!
お昼ご飯には館内のレストラン(Rex Cafe)がとてもおすすめです。メニューも色々ありますし、どれもとてもおいしいです。
メニューは麺類からご飯もの、デザートまで多岐にわたります。キッズメニューもあります。
甘口のキーマカレーなど、キッズメニューも充実しているのもポイントですね!
レストラン内には恐竜グッズが並び、子どもたちが大喜びでした。
大人は「旬野菜たっぷりハンバーグプレート」をチョイスしました。とてもおいしかったです!
オーガニックカフェということで、無農薬栽培の地場野菜や無投薬で育てた家畜のお肉を使っているとのことです。
そして子どもたちは、「お子様ハンバーグプレート」をチョイスしました。恐竜クッキーもついてきます。喜んで食べていました。完食です。
まとめ
神流町恐竜センターは、神流町という小さな町にある恐竜の博物館です。しかし、展示はとても本格的で、大人も子どもも楽しめる素晴らしい恐竜博物館でした。
館内のレストランは料理もおいしく、また、価格もリーズナブルでとてもおすすめできます。
高速道路のインターチェンジから少し遠い場所にありますが、それを打ち消すくらいに満足できる観光スポットだと思います。
今回は冬に訪れたせいか、比較的空いていました。前回夏休み期間中に来たときは結構混んでいましたので、ゆっくり展示を観てみたいのであれば冬がおすすめです。
恐竜センターの駐車場から神流川の河原に出られるようになっていますので、夏は周辺の大自然を満喫できます。夏は鮎釣りをしている人が多く、水が綺麗であることがうかがえました。
Instagramもあるようなので、気になる方は是非チェックしてください。
コメント