Godox FC-16をワイヤレスフラッシュトリガーとして使う方法

GodoxのFC-16をワイヤレスフラッシュトリガーとして使う アクセサリ

GodoxのFC-16というフラッシュトリガーを以前から愛用しています。

この製品はフラッシュトリガーとしてのみでなく、ワイヤレスレリーズとしても使用可能ですのでとても重宝しています。

ワイヤレスレリーズとしての使用方法はこちらに紹介していますので、是非ご覧ください。

はじめに

フラッシュトリガーとは?

フラッシュトリガーとはカメラとストロボを中継してフラッシュのトリガー、つまりフラッシュ発光の引き金として使用できるような機材のことです。

この記事で紹介するGodoxのFC-16は、ワイヤレスフラッシュトリガーとして使用することができます。つまり、無線でカメラとストロボを接続することができるのです。

カメラとストロボの接続方法

一般にクリップオンストロボ(例:Godox TT350c)はカメラ上部に固定して撮るケースが多いかと思います。

しかしライティングに凝り始めると、物撮りなどでは被写体の横から当てるなど、カメラから離れた場所でストロボを発光させたいという場合が出てくるかと思います。

このような場合におけるカメラとストロボの接続ですが、有線または無線といった2通りの方法があります。今回は無線で接続する方法のひとつとして、Godox のFC-16というワイヤレスフラッシュトリガーを使用する方法について説明します。

ワイヤレス化によってストロボの照射方向の自由度が高まるのでライティングにこだわることができます。

有線・無線の違い

有線の場合、当然カメラ上部のホットシューにストロボを接続するやり方が一般的です。

カメラから離れた位置にストロボを設置して同調させる場合、カメラ側のシンクロターミナルからシンクロケーブルを用いて有線でストロボを接続して同調させることができます。

無線の場合、カメラ側に何らかの無線送信機(フラッシュトリガー)を接続し、ストロボ側に無線受信機を接続することでカメラとストロボの接続をワイヤレス化することができます。

なお、各メーカー、上位機種にはシンクロターミナルが付いていますが、中級機以下の機種はシンクロターミナルそのものがない場合が多いです。

その点で、ストロボ接続のワイヤレス化の方法を知っておくことは我々アマチュアカメラマンにとって結構重要ではないかと思います。

EOS6Dのホットシュー
ホットシューの例

Godox FC-16をワイヤレスフラッシュトリガーとして使う方法

カメラに送信機を接続する

カメラ上部のホットシュー(通常ストロボを接続する金属端子)に送信機を取り付けます。

EOS6DにFC-16を接続
ホットシューにFC-16の送信機を接続したところ

ストロボに受信機を取り付ける

Godox TT350cにFC-16を接続
ストロボ Godox TT350c にFC-16の受信機を接続したところ

撮影する

カメラに送信機、ストロボに受信機を接続したら、送信機、受信機、カメラ、ストロボの電源をオンにしてください。

FC-16は16種類のチャンネルが切り替えられますので、チャンネル設定が適切であれば、カメラのシャッタを押すだけでカメラのホットシューにストロボが付いているのと同じように使用することができます。

FC-16の場合、最大の同調速度は1/250秒です。

なお、送信機、受信機ともに単4乾電池が2本ずつ必要です。電池持ちはあまり良くない印象ですので、予備の電池は必ず用意しておいた方がいいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ストロボをワイヤレス化することで、ライティングの自由度が段違いに高まります。

生き物のマクロ撮影やネットショップの商品撮影など、この技術が生かせるような機会は数多くあるので、気になる方はぜひ導入してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
あをみどり

普段は至って普通の技術職です。
子育て中で、週末は子どもと遊んだり、出かけた先で写真撮影をしています。

風景撮影ではズームレンズも使用しますが、旅行や日常スナップでは単焦点レンズを好んで使用しています。

このブログでは撮影機材のレビューやお出かけの記録を配信しています。
そのほか、備忘録的に色々書こうと思っています。

ご参考になればうれしいです。

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