購入の経緯
カメラバッグを持って行くほどでもないけれど、普通のリュックにカメラ1台を入れて持って行きたいなというときに使えるインナーバッグを探していました。
インナーバッグを使用するメリットはこんな感じです。
・普通のカバンにそのままカメラを収納することができる。
・パッキング時にカメラを他の持ち物と分離して収納できる。
・防水性の高いインナーバッグは、突然の悪天候時もカメラを雨から守ってくれる。
登山やキャンプ、旅行などアウトドアな環境で使うことを考慮して、なるべく防水性の高いものを探していて出会ったのがこのドライクッションポーチです。
この手の商品は安価なものも多いですが、防水性を求めている以上、信頼度の高いものをと思い、ネット上での評判が良かったハクバのものを選択しました。
私が実際に使用してみてとても良かったので今回紹介したいと思います。
スペック(Lサイズ)
以下、ドライクッションポーチ(L)の基本スペックです(公式サイトより引用)。
防水性能の”IPX4″とは「あらゆる方向からの飛沫に対して有害な影響を受けない」ということだそうです。
ハクバ公式サイトでは、「豪雨の中でも浸水しない」と書かれていますので、とても信頼度の高い防水性能を有していると考えられます。
外観
まずは、外観についてです。
このように、カメラを入れたら、ポーチの開口部をクルクルと折りたたんでバックルでパチンと止めます。
Dリングが付いており、カラビナを付けたり紐を結んだりすることができます。
膨らんだポーチを両横からパンパンたたいても空気が漏れる感じはないので、結構密閉感があるかと思います。
このように、ポーチの開口部を伸ばすと結構長い印象です。
幅は165mmということでしたが、だいたいそのくらいになっています。
同じくHAKUBAのインナーポーチである “Chululu ホリデイ インナーポーチ M” とサイズを比較してみました。
実際にカメラを入れてみた
では、実際に手持ちのカメラを用いてドライクッションポーチLのサイズ感を確認していきます。
まずはEOS R6。横に並べるとこんな感じです。レンズはRF 24-105 f4 L IS USM です。
フードを逆付けしなくても十分に収まります。フードを逆付けすればより一層コンパクトに収納できるかと思います。フードの逆付け無しでそのまま収納できるのはポイントが高いかなと思います。
EOSR5やEOSR6系を使用しているのであれば、迷わずLサイズを購入することを勧めます。私もMサイズとLサイズで結構悩みましたが、カメラがミラーレスであってもフルサイズの場合、レンズが結構大型ですのでLサイズを選んだ方が無難かなと思います。
FUJIFILMのAPS-C機やマイクロフォーサーズのカメラに標準ズームを組み合わせた場合はMサイズでもいいかもしれません。
Lサイズであっても、おそらく縦グリ(バッテリーグリップ)を付けたEOS R6はギリギリ入るかどうかというくらいです。
次に、EOS6D(初代)とのサイズ比較です。レンズは EF 100mm f2.8 L macro IS USM です。
ミラーレス機に比べて厚みがありますが、これも問題なく収納できました。ただし、フードの逆付けは必須です(この写真ではフードを外しています)。このレンズの純正フードは結構大きいんですよね。
収納時に開口部から見た様子です。
この状態でピッタリと開口部を合わせ、クルクルと絞っていき、バックルで留めて閉じるという手順です。
内部にはクッション性のある素材が使われています。生地についてはTRUメンブレンを貼り付けた完全防水生地ですので、リュックの中にこのポーチを入れればそのままカメラを持ち運ぶことができます。
クルクル絞る数が少なすぎると防水性が低下すると思いますので、注意が必要です。
結論
防水性、クッション性のどちらにおいても文句なしの性能です。また、生地やバックル周辺もとても丁寧に作られており、丈夫な印象です。
よって、防水性の高いインナーケースを探している方にとてもおすすめできるものかなと思います。
カメラバッグがあればそれでいいという人も多いかと思いますが、カメラバッグを持って行くのが難しい場面は何かと多いです。
シンクタンクフォトのマインドシフトギアシリーズなど、登山用のカメラバッグは非常に高価ですし、このようなインナーボックスをザックに入れて登山する、というのもとてもいい選択肢ではないかと思います。
フルサイズミラーレス+標準ズームレンズ という組み合わせであれば、とりあえずLサイズを選択されるといいかと思います。サイズで迷ったら大きい方を選択する方がいいかと思います。
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