なぜ防湿庫は必要なのか?おすすめ防湿庫の紹介|防湿庫を導入するメリット!

防湿庫のすすめ ガジェット

防湿庫を持つメリット

そもそも防湿庫とは?

「防湿庫って何すか?」という人も多いかもしれませんね。

ひと言で言うと、防湿庫は庫内の「除湿機能」が付いている「保管庫」です。

カメラやレンズは湿気に弱く、湿度が高い場所に長時間おいておくとカビが生えてしまうことがあります。

またそのうち使うだろうと、カメラバッグごとカメラやレンズなどの撮影機材をクローゼットなどにしまい込むのは言語道断です!

防湿庫は庫内の湿度を適切に保つ機能がありますので、防湿庫にさえ入れておけば、湿気に起因するカビなどのトラブルをかなりの確率で防ぐことができます。

あをみどり
あをみどり

最近のレンズはコーティングが進歩したことによってカビにくいらいしいですね。

とはいえ、もしカビが生えてしまった場合、レンズのクリーニング(修理)費用はかなり高額になります。やはり防湿庫はあると安心ですね。

もうひとりの私
もうひとりの私

レンズが腐ったら心まで腐ってしまいます

東洋リビングの公式サイトに「お客様から届いたお写真」のコーナーがあります。

部屋に設置したときのイメージとして参考にあんる写真がたくさん掲載されていますので、是非参考にしてみてください。

メンテナンス不要で手間がかからない

防湿庫は基本的にメンテンナンスフリー(メンテナンス不要)です。

そして、家庭用電源にコンセントを差せばすぐに使い始められます。

基本的に定期的に交換する部品もありませんし、10年以上は使用できるのではないでしょうか。

実際、20年近く使用されている方もいらっしゃるようです。

よくある「ドライボックス」は手軽でいいですが、乾燥剤を定期的に新しいものへ交換する必要があります。これが面倒なんですよね。特にドライボックスが複数に増殖すると、大変です。

乾燥剤も何回も買っていると結構お金がかかってる感がしてきてしまいます!

あをみどり
あをみどり

かくいうワタクシもドライボックスを使用していました。

そこそこの大きさのドライボックスを3つ持っていたため、とにかく乾燥剤の交換をサボってしまい、レンズを大切に保管するという役目を果たせていたか、今となっては疑問です。

もうひとりの私
もうひとりの私

乾燥剤を入れないのならば、それはもうドライボックスではないよね。

当たり前だけど。

機材の保管場所を1カ所にできる

「あのレンズどこ行った?」「あのカメラは?」というふうに、どの機材をどこに仕舞ったか分からなくなることはありませんか?

モノの整理をきちんと行うには、そのモノの「定位置」が必要です!

防湿庫にカメラやレンズを収納するクセをつければ、必然的に一カ所に集約することになり、撮影に出かける前にあちらこちらを探し回る必要はありません。

「機材は必ず防湿庫にある!」と決めておけばわざわざ探す必要もありません。

あをみどり
あをみどり

決まった位置に決まったモノを置く

これが片付けの基本ですよね。

もうひとりの私
もうひとりの私

機材は必ず防湿庫にある!

これ大事!肝に銘じます。

機材が増えすぎない

とにかくこれ

防湿庫に入るだけの機材を有すること!これがルール!入りきらなくなったら不要なレンズは売って新しいレンズの保管スペースと購入資金を捻出しましょう!

なお、後述しますが、機材が多い人で防湿庫の容量を迷っている人は「ワンサイズ上」を買いましょう。

同じサイズの防湿庫を2台買うより、大きめを1台買った方が断然安いです。

カッコいい

防湿庫は、インテリアになります。

つまり、防湿庫はいわゆるオシャレ家具の部類に入るということです。

ちなみに、防湿庫は基本的に稼働音がしません。寝室に置いても安心なレベルです。

せっかく写真という芸術を趣味にしているのですから、部屋にはおしゃれなものを置きたいですよね。

あをみどり
あをみどり

とにかくオシャレでありたい。

違いますか?

もうひとりの私
もうひとりの私

友達に「何それ。ワインセラー?」とか言われていましたよね

あをみどり
あをみどり

全然ワイン飲めないけどねwww

子どもに機材を触られない

防湿庫はカギをかけられます!

パパカメラマンとしてはとにかくこれ!

子どもたちはカメラなんておもちゃだと思っています。

とにかくカメラをイジりたい。

イジられたらどうなるか?

壊れますよ(-_-)

では、カメラはカギのかかるところに仕舞っておこう!

結論として、お子さんのいるカメラマンには防湿庫は必須です。←ママカメラマンでも同様

とはいえ、防湿庫にはメリットがいっぱいあるので、独身の時に買っておいても全く間違いはない買い物だったという結論にも同時に至っています。

あをみどり
あをみどり

もっと早く買えば良かった。とにかくそれ。

子どもに貸したコンデジのレンズが繰り出したままで元に戻りません。

防湿庫の中身紹介

私の防湿庫の中身を紹介していきます。

防湿庫の中身

まずは全体像から。

私が所有しているモデルは容量137Lの 東洋リビングED-140CATP2(B)です。ご覧の通り、現在はある程度の余裕を持ちながら使用できています。

上下2つの扉があり、それぞれ独立してカギをかけることができます。

上の扉には2段、下の扉には3段の収納スペースがあります。

防湿庫の中身

そして上段の最も上の収納部。フィルター類やフィルムを収納しています。

マクロ撮影する人には、ケンコーのディフーザー「影とり(KAGETORI)」はおすすめです。機会があればレビューしてみますのでお楽しみに。

当然、フィルムは期限切れ…

あをみどり
あをみどり

フイルムも使いたいんだよなぁ。

個人的にはライトボックスで見るリバーサルの色が大好きです。

もうひとりの私
もうひとりの私

それそれ。

なんか世間的には「フィルム調」っていうと当然のようにネガフィルムを模した雰囲気になっているけど、リバーサルの濃厚な雰囲気は特別だよね。夏のジメジメした感じとかすごくよく表現することができるし、もっとリバーサルを楽しみたいよね。

防湿庫の中身

上段の下段?(要するに上から通しで2番目)の収納部です。

ここにはカメラを収納していて、CanonのEOS R6の他にEOS 6DとNikonのNew FM2、そしてSIGMAのDP1 merrillを収納しています。

FM2を買ったのは確か2008年の春だったかな。新宿のマップカメラの実店舗で買いました。まだ学生でしたが、当時は結構フイルム写真を撮っていたんですよね。FM2にはシルバーとブラック、チタンの3モデルがあるのですが、とにかくブラックモデルが欲しかったんですよね。懐かしいです。

露出計に電池は使いますが、メカニカルシャッターなのでシャッターに電池は使わない仕様なのもかっこよく感じていました。

現在の高度に電子化されたカメラからは想像できませんが、そういうところが機械式カメラの魅力なんですよね。

もうひとりの私
もうひとりの私

わかってるね。

機械式って素晴らしいのよ。

そういうこと。

防湿庫の中身

そして下の扉でアクセスする収納部です。ご覧のように3段分あります。

やはり137Lの容量は結構大きいですよね。

下段にはフィールドスコープなどを収納しています。

防湿庫の中身

上段の様子です。Zeissのプラナー85mm f1.4やRF の35mm f1.8、EF の20-35mmも持っています。Nikon Fマウント用の50mm f1.8もあります。

まだまだ収納スペースがあります。

防湿庫の中身

中段です。RF 24-105mm f4、RF 70-200mm f2.8 があり、定番のこのレンズは日常的に使用しています。それとEFマウントのSamyang 24mm f1.4 があります。

Samyangの24mmはもっぱら星景用に使用しています。そのうち作例もアップしたいと思ういます。

あをみどり
あをみどり

今のところ赤道儀を使う予定がないので、明るい広角単焦点が星景には必須です。

20mm位の焦点距離で良い感じのレンズをキヤノンが出してくれると良いんだけど。

もうひとりの私
もうひとりの私

キヤノン純正で広角単焦点の明るいレンズが今後充実してくるんじゃないの?

35mmとか24mmのf1.4とか。買えないだろうけど。

おすすめの防湿庫|容量と選び方

おすすめのメーカー

私は東洋リビングの防湿庫を愛用していますので、やはりおすすめは東洋リビングのものです。

なお、東洋リビングの他にもトーリ・ハンやHOKUTO、ハクバなどが防湿庫を販売しています。

ユーザーが多い有名メーカーのものを購入すれば間違いないかと思います。

おすすめの容量

個人的には「迷ったら大きい方を選択!」で間違いないと思います。

しかし、容量は大きければ大きいほどよいのは分かるのですが、スペースの問題や、なによりお値段との兼ね合いがありますよね。

あをみどり
あをみどり

デカければデカい方が良いに決まってる!

だけど大きすぎる防湿庫は家族の理解が得られないんだよなぁ

もうひとりの私
もうひとりの私

家族の理解?必要なし!

そこで、私のおすすめ容量は120L程度のものです。

容量約120Lあれば、カメラ数台とレンズ数本(レンズの大きさにもよりますが、数本〜十数本は入ると思います)を収納することができます。

一般的な写真趣味人間としてはこれで十分だと思います。

後述しますが、東洋リビングの防湿庫でいうところの、116Lや118Lのモデルがこれに該当します。

私は137Lのモデルと118Lのモデルで迷い、結局137Lのモデルを選択しましたが、今の私の機材一式は118Lのモデルでも十分に収納できると思います。

FM2
FM2

まあ、容量に余裕が欲しい方は、ひとつサイズアップしたモデルを選択しても良いかもしれませんね。

おすすめの防湿庫

私は東洋リビングの防湿庫を買うと決めていて、購入時には東洋リビングのラインナップ中から色々検討したので、東洋リビングの防湿庫の中からおすすめを紹介します。

あをみどり
あをみどり

東洋リビングの評判が良かったから、東洋リビング一択でした。

YouTubeを観ても東洋リビングの防湿庫に関する情報が多かったのも決め手ですね。

もうひとりの私
もうひとりの私

何でもYouTube観て決めるのはやめなさい

東洋リビングのホワイトモデル ED-120CA2(W)

私のおすすめ容量は120L程度のものです。色々種類はありますが、防湿庫って黒いものが多いんですよね。いかにも「防湿庫」って感じのが。

しかし東洋リビングの120Lには、美しいホワイトがあるのもうれしいですね。宝石入れみたいです。

それがこちらの容量118Lのホワイトモデルです。インテリアとしてもおしゃれで女性にもおすすめできるモデルです。

部屋に置いても重くなりすぎず、とても良いですよね。

カメラをディスプレイする場所として映えること間違いなしです。

家に来たお友達にぜひ自慢してやってください。

引っ越しがある人も、この程度のサイズなら問題なく運べると思います。

ちなみに無骨なブラックモデルが良いという方は、116L、118Lのこちらでしょうか。

東洋リビングの ED-140CATP3

そして、もう少し容量が欲しい方はコチラ!

私はこの機種(のひとつ前の世代)を使っています。

容量137Lのモデルです。

扉が2段に分かれていますので、いちいち両方開けるのは面倒かもしれませんが、通常使用ではとにかく余るほどで、その収納力はとても頼りになります。

そして何よりカッコいい!

買った当時よりだいぶ値上がりしている気がします…また値上がりするかもしれないので、買いたいと思っている方は悩まず買ってしまいましょう!

東洋リビングの ED-80CATP3(B)

部屋が結構狭いから大きな防湿庫は置けない!置きたくない!という方はコチラ!

大砲みたいなレンズを使わない人で、機材が少ない人であればこれでいいと思います。

容量77Lのモデルです。

これより小さい容量の防湿庫も確かにありますが(東洋リビングだと53Lや39Lのモデルがあります)、個人的にはこの77Lモデルが最低限のサイズかなと思います。

なぜなら、これより小さいサイズの防湿庫でいいなら、機材の収容に関してはドライボックスで十分に代用が効くと考えているからです。

当然、カギがかけられるとかカッコいいとかいうメリットはありませんが、ドライボックスの方が値段も安いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

それなりにカメラ・写真趣味を持っている人であれば、防湿庫は買って間違いないものだと思います。

容量については悩むかもしれませんが、悩むのもまた楽しいものです。

自分で言うのもなんですが、防湿庫って部屋にあると本当にカッコいいんですよね。

他人からはこれワインセラー?」なんて言われてしまうのですが、それでも本当に買って良かったと思っています。

皆さんもぜひ購入を検討してみてください。

この記事を書いた人
あをみどり

普段は至って普通の技術職です。
子育て中で、週末は子どもと遊んだり、出かけた先で写真撮影をしています。

風景撮影ではズームレンズも使用しますが、旅行や日常スナップでは単焦点レンズを好んで使用しています。

このブログでは撮影機材のレビューやお出かけの記録を配信しています。
そのほか、備忘録的に色々書こうと思っています。

ご参考になればうれしいです。

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