【撮影のコツ】運動会でパパ・ママが撮影を成功させるために

運動会の撮影 レンズ

運動会での撮影

運動会シーズンですね。運動会の撮影、カメラ・写真が趣味であれば成功させたいですよね。それなりの機材を持っているわけですし、我が子の撮影については失敗ができません。

今回は、私が個人的に考える運動会の撮影のコツを書いてみたいと思います。

個人的に思う撮影のコツ

レンズの選択

幼稚園・保育園は場合にもよりますが園庭がそれほど広くないところが多いと思います。そのような場合は、各社の70-200が最適ではないでしょうか。開放F値については、基本的に屋外で昼間ですので、F4のいわゆる「小三元」が取り回しもしやすくて良いと思います。

小学校の場合、校庭が広くなりますので望遠端で400mmは欲しいですね。とはいえ単焦点だと使いづらいと思いますので、100-400の望遠ズームがおすすめです。CanonのEFマウントやSONYのEマウント、Nikonユーザーは70-200に2倍テレコンでも良いと思います。

RFの70-200は小三元、大三元ともにテレコン非対応の仕様になっています。テレコンが使える仕様だと便利ですが、Canonはコンパクトさが重要という設計思想だと思うので、私は全く後悔していません。素直に100-400を使います。

撮影モードの選択

基本的には顔認証のトラッキングAFを使いましょう。

そこで、とにかく一番大切なのは、「顔認証AF時のサーボAF開始測距点を「自動」にしない」ことです

なぜかというと、これを自動にしてしまうと、自分の子どもが必ずしもAFの対象にはならない場合があるからです。それはなぜかというと、フレーム内に顔がたくさんあるため、撮影者が思う「被写体」にカメラ側が必ずフォーカスを合わせてくれるとは限らないからです。ですので、他の家の子どもにAFが合わせられてしまう可能性があります。

サーボAFの開始時には、きっちり任意の測距点でご自身のお子さんをAFで捕捉してください。あとはAF(サーボAF)し続ければ、しっかりとお子さんの顔をAFが捕捉し続けると思います。

ちなみに、他の設定は以下のような感じで良いかと思いますので、ご参考まで。

・AF動作は「SERVO AF」・・・AFし続ける設定
・AF方式は「顔+追尾優先AF」・・・顔を認識してAFする設定
・検出する被写体は「人物」・・・当然、AFの対象は「」

まわりの機材を観察してみた

カメラ

私の子どもの運動会では、保護者のカメラの割合としてはCanonが最も多かったです。次いでSONYでした。Nikon(おそらくD750?)やPanasonic(おそらくSシリーズ)もいました。そして業者さんは何とNikonで、ミラーレス機とレフ機を併用していました。

Canonはミラーレスが多いと思いきや、なんとレフ機の方が多かったです。レフ機時代からの販売台数が多いのだと思いますが、EOS kiss系のレフ機はやはり強いですね。

SONYはα7系やα7C系ですかね。スチル用とビデオ用を両方用意して撮っている猛者もいました。

レンズ

CanonもSONYも70-200mmがいました。あとは意外だったのがが、標準ズームの人が結構多かったことです。まあ、会場がそれほど広くなかったのでダブルズームキットの望遠レンズがあれば焦点距離的には十分だったと思います。

三脚・一脚

動画撮影メインの人は三脚を使用している場合が多かったと思います。

私はほとんど動画を撮らないので、三脚は使用しませんでした。一応、一脚も所有していますが、今回は一脚も持って行きませんでした。

三脚は荷物となる上、場所もとりますし、個人的にはあまり運動会に持っていくメリットはないかなと思います。

まとめ

スポーツや野鳥など、いわゆる「動きもの」の撮影は機材のクオリティによって成功率がかなり高まる分野でもあります。

まあ、野鳥や野生動物の撮影は、撮影に根気よく通ったり、辺境の地に行く気力が必要だったりするわけですが・・・

たいていの場合、お小遣いの範囲で機材を揃えていると思いますので、所有する機材で、かつ、適切な設定で、あとは個人の努力で貴重な瞬間をカメラに記録することになります。

プロ機でなくとも、現代のミラーレスカメラは性能が非常に高いですので、設定次第で撮影の成功率は格段に上がります。

今回の記事が参考になればうれしいです。

この記事を書いた人
あをみどり

30代技術職(研究開発)です。週末は子どもと出かけた先で写真撮影をしています。このブログでは機材のレビューやお出かけの記録を配信しています。
そのほか、Rやggplotについて備忘録的に色々書こうと思っています。

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