2014年にDP1 merrillを購入して登山や旅行に連れて行くカメラとして愛用しています。最近は人物撮影や動きものを撮ることが増え、また、旅行にも行きにくい世の中になってしまったこともあり使用機会は減っていますが本当に好きなカメラです。
foveonセンサー搭載機について、現在は新機種が登場しない状況が続いているのが現状です(そのうちフルサイズfoveonセンサー搭載機が登場するとかしないとか)。
ネット界隈や一部写真家のなかに、生産終了となったmerrillシリーズの根強いファンがいらっしゃるようです。うれしいですね。
DP1 merrill 購入の経緯
一眼レフカメラは持っていましたが、もう少し気軽に持ち出せるカメラが欲しいなと思っていました。そこでDP1 merrillの旧型であるDP1xを購入しました。
登山や旅行で3年ほど使用し、画質を気に入ったため後継機であるDP1merrillの発売後、少し経ってから購入してみました。ちなみにDP1xもまだ保有しています。
DP1 merrillの良いところ
良い意味で独特の画質
この記事を読んでいる方に対しては釈迦に説法だと思いますが、foveonセンサーの独特の画質が素晴らしいです。なんというか、乾いたものとか、湿ったものの表現が得意な感じがします。湿度を忠実に表現できる気がします。
1つ文句を言うとすれば、シグマの現像ソフトであるSPP(Sigma Photo Pro)の動作が重いことでしょうか。
28mm 広角単焦点レンズが使いやすい
焦点距離28mmは「自然な広角」な感じがします。風景やスナップではちょうど良い焦点距離です。使いやすくてしばらくDP1ばかり使っていた期間があり、その時は28mmの画角が染みついてしまい、フレーミングする前から28mmの画角でものをみられるようになっていたほどです。画角感を身につける大切さや単焦点レンズの面白さをDP1から教わった気がします。
アメリカに行ったときにも活躍してくれましたが、広大な風景を前により広角が欲しいなと思うことが多くありました。
帰ってきた後により広角を求めてどうしようかと悩み、リコーのGR用のワイコンGW-3を買おうかとも思いました。結局フルサイズの一眼レフカメラと24mm単焦点レンズを購入しましたが、24mmは結構広いです。
コンパクトで持ち運びに便利
とてもコンパクトです。そして軽いです(本体のみで360g)。首からぶら下げていても負担になりません。
ただ、電池持ちが悪いので、撮影旅行に行くなら電池は最低3つは必要かなと思います。それでも充電器も持って行って、夜は宿泊先で充電することが大前提です。
作例
DP1 merrill を修理したときの話
故障といっても電池室のフタが割れてしまい、しばらく養生テープを貼って使うということをしていました。
ほどなくして面倒になりDP1 merrillの使用機会が減り、一眼レフの使用が増えるのですが、だんだんコンパクトなfujifilmのX100vなんかが気になりだし、「DP1 merrillあるじゃん」となったところで、調べたところまだ修理対応しているということだったのでシグマに修理をお願いしました。
古いカメラですがしっかりと修理対応していただき感謝しています。
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