【レビュー】CANON EOS R6の使用感

EOS R6のレビュー カメラ
スポンサーリンク

2022年1月にCanonのミラーレス一眼カメラを購入しました。

それまでレンズ交換式デジタルカメラは同じくCanonのEOS6Dを使用していました。今回はレフ機からミラーレス機への移行に際して良かったことを中心に書きたいと思います。

ミラーレス一眼に求めていたスペック

画素数は2000万画素程度、かつ、手ぶれ補正機構搭載のものが出たら買おうと思っていました。私の用途的には画素数も連写速度もそこそこで取り回しのしやすいモデルが理想でした。

Carl Zeiss のレンズ(ZEマウント)も使い始めていたので、手ぶれ補正があることも重要視していました。

なお、価格的にはEOS R までが限界かなと思っていましたが、ボタンの配置(EOS R のマルチファンクションバーに慣れなそう、R6は6Dとあまり変わらない)や手ぶれ補正があることが決め手となり、予算オーバーではありますが2022年1月(キャッシュバックキャンペーン中)にEOS R6 を購入しました。

価格面の問題から、R5は候補外でした。Rに手ぶれ補正があったら買っていたかもしれません。

導入して良かったこと

軽い、コンパクト

それまで使用していたEOS6Dも軽量・コンパクトが売りのカメラでしたが、それ以上にコンパクトです。最初に持ったときに「小さいな」と思いました。RF 50mm f1.8 stm と組み合わせるととてもコンパクトです。

なお、EOS 6D(2012年11月発売)は約680 g(本体のみ)、EOS R6 は598g(本体のみ)です。EOS R6 はバッテリー込みで680gなので、だいぶ軽量化されたなという印象です。

画質が良い

RFレンズが良いのかボディが良いのか分かりませんが、画質はとても良いです。具体的にはコントラストが高めな印象で全体的に解像感が高いように思います。まあ、使用するレンズによってこのあたりは大きく変化するでしょうが、RFレンズが使えるボディである、という点もR6導入のメリットのひとつだとも思います。

MF(マニュアルフォーカス)でのピント合わせがやりやすい

マニュアルフォーカスのアシスト機能については「MFピーキング」に加え、「フォーカスガイド」が搭載されています。特にフォーカスガイドは、あとどのくらいピントリングを回せば合焦なのかが分かりやすく、Carl ZeissなどのMFレンズを使う場合はとても便利です。

導入前に心配していたこと

EVFは実際どうなのか|OVFから移行した際の違和感は?

EOSRシリーズが出るまでは正直言ってミラーレスに興味がありませんでした。ミラーレス黎明期にヨドバシカメラなんかで電子ファインダーを覗いたことがありましたが、「ちょっとまだまだかな…」という印象でした。

しかし、EOSR6 のファインダーを覗いた瞬間、「おっ、綺麗じゃん」と思いました。何というか、色は割と鮮やかでコントラストも高く、とても見やすいです。ミラーレスでは当たり前の、露出制御が反映された像が観られるという点もとても便利で気に入っています。

画素数について|2010万画素は少なすぎるのか

今時3000万画素が基本なのかなと思っていましたが、プロ機は2000万画素ですし、データの扱いやすさから考えても私にとっては2010万画素で十分でした。

低画素機の部類に入るのでしょうが、EOS6D(2020万画素)からの移行ということもあり全く気になりません。

RFマウント移行のデメリット

機材が高額

これについてはもう色々とお金がかかるということです。とにかくカメラ本体、レンズともにとても高額です。私はキヤノンのキャッシュバックキャンペーンを利用してR6を購入しました。

EOS6D購入時の価格は13万円ほど(2016年)だったことを考えると、価格も上昇したなという感じです。もちろんR5は高額すぎて候補外でした。

また、RやRPについても検討しましたが、Rは独特の操作体系が心配だったこと、RPはフォーカスガイド機能非搭載だった(zeissのMFレンズを使うで重要視)ことからR6購入を決めました。

ボディ内手ぶれ補正についてはあったらいいな程度でした。

RFレンズはRF 50mm f1.8 stmをEOS R6 購入時に一緒に購入しました。

しかし他のRFレンズを購入する余裕はないので、しばらくは純正マウントアダプター(コントロールリング付)を用いてEFマウントのレンズをメインとして使っていく予定です。それにしてもRFレンズは高すぎて買えないです。

現像ソフトの更新が必要になった|Lightroom6が非対応だった

iMac(Retina 5K, 27-inch, Late 2015)を使用しています。Lightroom6を使い続けたい(サブスク版に移行したくない)ことから、OSをcatalinaにアップデートせずにいました。

Silkypixを経て現在はCapture Oneを使用しています。Silkypixの色はとても良かったのですが、いかんせん動作が重すぎました。

YouTubeなんかで見るとSilkypixは全然重くないのですが、私のがmac版だからなのか(Windows版を使用している方がほとんどでした)、あるいはiMacのスペックが追いつかないのか分かりませんがとにかく実用に耐える動作ではありませんでした。

 

CaptureOneはmacが古いことを考慮しても動作が軽いソフトなんだなと実感しました。

作例


EOS R6 + Zeiss Milvus 2/50M, 1/60, f5.6, ISO 800



シモツケソウとクマバチ

セリバオウレン

Zeissで撮るツバキ

ユキヤナギ

鶴岡水族館のクラゲ



オレンジ色のバラ

ヤマシャクヤク

この記事を書いた人
あをみどり

普段は至って普通の技術職です。
週末は趣味で写真撮影をしています。
単焦点レンズが好きで、このブログでは撮影機材のレビューやお出かけの記録を配信しています。
ご参考になればうれしいです。

あをみどりをフォローする
カメラ
スポンサーリンク
blue green photography

コメント