Nikon New FM2でフィルム写真を再開したい

Nikon New FM2 カメラ本体

フィルム写真を撮っていた頃の回想

フィルム写真が若い人に人気。そういう話を聞くのですが、私の若い頃、今から15年ほど前も既に時代はデジタルの時代になっていたもののフィルム写真ブームのようなものがあり、雑誌などでもフィルム特集が組まれていたりしました。

その頃私は既にデジタル一眼レフを手に入れて撮影を楽しんでいたのですが、ふと「写真をちゃんとやるなら今のうちにフィルムで撮ってみようかな」と思い、フィルムで少し写真を撮っていた時期があったのでした。その頃、「近いうちにフィルムは消滅する」そう言われていました。なお、私は写真を専攻する学生だったわけではありません。

当時はまだCanonでいうとギリギリEOS 7sやEOS 1vが新品で販売されていたので、当時所有していたEFマウントのレンズが使えることから、EOS7sあたりを買ってみようかと思っていました。

しかし、やるならマニュアルのカメラ、ニコンのFM2などが面白いらしいと聞き、新宿の某カメラ店でNew FM2を購入したのでした。ボディ単体で4万円ほどだったと思います。このときの袋の中に、DP1特集の掲載されていたチラシが入っていたのを覚えています。レンズは同じくニコンのAi-s Nikkor 35mm F2 を購入しました。たしかキタムラの中古だった気がします。この頃から単焦点の魅力にはまっていたのかもしれません。

そしてとにかく旅行にFM2を持って行き、フィルムで撮るということをよくしていました。最初はネガフィルムを使用していましたが、その後リバーサルフィルムも使うようになりました。

ライトボックスに置いたリバーサルの美しさと言ったら格別です。これをルーペで観るとさらにまた、その美しさに感動します。大学の授業で休講がでたわずかな時間のうちに秋葉原のヨドバシカメラに行き、ライトボックスとルーペを買いました。買った後で午後からの学生実験の講義に出たのを覚えています。リバーサルは露出がシビアですが、リバーサルで、しかもフルマニュアル機であるFM2を使うことで結構な確立で適正(と思われる)露出設定をすることができるようになりました。FM2の○と+、ーで表される露出計でも慣れてくると適正露出を得られるようになり、とてもうれしかったのを覚えています。

その後、何度か引っ越しをして住む場所が変わりました。海の近くに住めばリバーサルで海を撮ったりして、非常に楽しかったのですが、いつしか効率を求めるようになりあまりフィルムは使わなくなりました。

ちょうどそのとき、シグマのDP1xと出会いました。このカメラが何というか私の好みにはまりました。結局、光景のDP1 merrillも購入し、国内外の旅行で活躍してくれました。今も現役で使っています。

そうして最近はミラーレス一眼を使用して、とても効率よく写真が撮れるようになったわけですが、風景の撮影などにおいても、1カットで何枚も撮影してしまうクセが付いてしまい、撮影して帰宅すると、似たような構図の大量のrawファイルに辟易してしまうことがありました。

1カット1カットを大切に撮る習慣を取り戻したいと思い、また、大量に買いだめしたフィルムたちをなんとか写真にしたいということから、またフィルムで撮ってみようと思ったわけです。

というわけで、少しですがフィルムでの撮影も再開したいと思います。

作例

Nikon New FM2 とAi-s Nikkor 35mm F2 で撮影した写真です。

kodakUC上高地

Kodak ULTRA COLOR 400UC

上高地のオシドリ

Kodak ULTRA COLOR 400UC

kodakUC上高地

Kodak ULTRA COLOR 400UC

kodakUC上高地

Kodak ULTRA COLOR 400UC

kodakUC松本

Kodak ULTRA COLOR 400UC

kodakUC上高地

Kodak ULTRA COLOR 400UC

kodakUC上高地

Kodak ULTRA COLOR 400UC

kodakSG400松本城

Kodak Super Gold 400

kodakSG400松本

Kodak Super Gold 400

Kodak Super Gold 400

kodakSG400松本

Kodak Super Gold 400

kodakSG400松本

Kodak Super Gold 400

この記事を書いた人
あをみどり

普段は至って普通の技術職です。
子育て中で、週末は子どもと遊んだり、出かけた先で写真撮影をしています。

風景撮影ではズームレンズも使用しますが、旅行や日常スナップでは単焦点レンズを好んで使用しています。

このブログでは撮影機材のレビューやお出かけの記録を配信しています。
そのほか、備忘録的に色々書こうと思っています。

ご参考になればうれしいです。

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