【夏休み】自由研究にも役立つ!子どもと一緒に読めるカブトムシの本!おすすめ3冊!

カブトムシの本 本の紹介

夏の主役といえば何といってもカブトムシ!

子どもの頃、夢中になって探しましたよね?大人になった今は子どもたちと楽しく昆虫採集ができてとても充実しています。

何といっても生き物の採集や飼育は色々な学習につながると思いますので、子育てにおいてもとても大切なことだと思います(本当は自分が楽しんでいるだけ?)

そこで今回は、子育て中である私が実際に買って良かったと思っているカブトムシに関する本を紹介したいと思います。

自由研究やお子様との楽しいひとときにこの記事を役立てられたらと思います。

「カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月(たくさんのふしぎ傑作集)

子ども向けの科学書籍として有名な「たくさんのふしぎ」。

そのなかでもこの「カブトムシの音がきこえる」はカブトムシの幼虫がどのようにして成虫になっていくのか、その過程で他の個体とどのようにして相互作用をもって暮らしているのかがわかりやすく書かれています。

著者である小島渉さんは、カブトムシの生態を研究なさっている研究者ですので、子ども向けの本ではありますが、言葉の選び方など、細部にわたってこだわって書かれている印象です。

読者としてはおそらく小学生以上を想定されているようですが、絵本なので幼稚園年長くらいからなんとなくは読めると思います。

幼稚園児には難しい言葉も使用されていますが、小学生以上であればしっかり理解できると思います。特に高学年ともなれば十分な理解をした上で、自分でも色々と生き物のことを考えるきっかけになるのではないかと思います。

何より、私の子どもの頃にこの本があったら絶対に好きになっていた本だと思います。

この本に興味を持って楽しく読めたのであれば、小学校高学年(場合によっては小学校中学年)からは、下記の「わたしのカブトムシ研究」が楽しく読めると思います。

「わたしのカブトムシ研究(小島渉 著)」

¥1,430 (2024/08/04 14:10時点 | Amazon調べ)

そしてこの「わたしのカブトムシ研究」です。

この本は大人が読んでもとても楽しめる、良い本だと思います。

「身近にいる生き物こそおもしろい」という著者の言葉にとても共感します。

この本の著者は上述の「カブトムシの音がきこえる」の文を担当されている研究者の小島渉さんです。

著者のカブトムシ研究についての紹介や、生じた疑問点をどのような方法で解決、解明していったのかを詳細に書いていますので、子どもの自由研究の着想や実験の立案にとても役立つと思います。

問題解決の過程を学ぶことができるという点で非常に優れた本です。子どもがどのような職業に就くかどうか分かりませんが、問題の解決というのは、日々の仕事を進めていく上でとても重要なことであるのは間違いないです。

何かを学ぶ際、好きなものや興味のあるものを通して学んだ方が良いというのが私の持論です。昆虫や生き物が好きな子であれば、この本はとても良い教材になると思います。

対象年齢としては小学校高学年以上かなと思います。

「カブトムシの音がきこえる」に書かれている内容をより詳細に説明している項目もあり、「カブトムシの音がきこえる」からのステップアップに最適です。

「カブトムシが生きる森(小学館の図鑑NEOの科学絵本)」

続いて、「写真絵本 カブトムシが生きる森(小学館の図鑑NEOの科学絵本)」です。

「写真絵本」とありますが基本的には写真集で、若干説明文が入っていて写真とともにカブトムシの暮らす様子をみることができます。

何といってもこの本の魅力は、野外で生きるカブトムシを撮影した写真を用いて製作されているところです。

表紙になっているような、樹液に集まるたくさんのカブトムシの写真なんてもう楽しくてしょうがないですよね。カブトムシの生活を表現する上で必要なすべてのシーンの写真が掲載されている本であるといっても過言ではないと思います。

著者の筒井学さんは、東京豊島園昆虫館の職員をされていたり、群馬県立ぐんま昆虫の森の建設に関わったりした方だそうです。また、昆虫写真家としても活躍されており、「カブトムシが生きる森」意外にも様々な本を出版されているようです。

生き物や写真を愛する私としても、とても参考になる写真集です。カブトムシだけで写真集を作ってもこんなに色々な表現が可能なのだなととても楽しく読ませていただきました。

当然ですが、子どもも喜んでみています。

夏の昆虫写真の作例

いかがでしたか?一応、カメラ・写真ブログでもあるので、所有レンズで撮った昆虫写真の作例を載せておきます。

昆虫は「捕る」のも「撮る」のも楽しいですよね。

カブトムシ

EOS R6 + RF 70-200mm F2.8 L IS USM

樹液に来たカブトムシ

EOS R6 + RF 70-200mm F2.8 L IS USM

ルリボシカミキリ

EOS R6 + RF 70-200mm F2.8 L IS USM

セミの羽化

EOS 6D + EF 100mm F2.8 L macro IS USM

EOS R6 + RF 24-105 F4 L IS USM

この記事を書いた人
あをみどり

普段は至って普通の技術職です。
子育て中で、週末は子どもと遊んだり、出かけた先で写真撮影をしています。

風景撮影ではズームレンズも使用しますが、旅行や日常スナップでは単焦点レンズを好んで使用しています。

このブログでは撮影機材のレビューやお出かけの記録を配信しています。
そのほか、備忘録的に色々書こうと思っています。

ご参考になればうれしいです。

あをみどりをフォローする
本の紹介
blue green photography